3年前の11月18日も今日のように暖かく晴れきった空でした。
まるで父が「泣くなよ」と言っているようでした。
仕事中に父が息をひきとったと母から連絡がはいりました。
次から次に涙が溢れました。
それからバタバタと準備をし、実家へ帰りました。
父はまるで寝ているような安らかな顔をしていました。「お父さん、起きて」って呼びかけると目を覚ましそうなそんな寝顔でした。
5か月間の闘病生活で何度も奇跡を起こしてくれ、私たちに「生きること」の意味を教えてくれました。
父は会社員で60歳の定年まで勤め、定年後はゴルフや音楽鑑賞など好きなことを楽しんでいました。
私たち姉妹が小さい頃から、声を荒げて怒られたりしたことはありません。
いつでもおだやかで 「なぜそれがいけないか・・・」ということを諭すように教えてくれました。
私たちが幼い頃は、朝起きたら父はいない。寝た後に帰ってくる。という仕事人間で、あまり顔を合わせることもありませんでした。
でも休日は、竹馬やキャッチボール、スケートなどと遊んでもらった記憶があります。
姉妹なのになぜかうちにはグローブとバットがあり、幼心に「きっとお父さんは男の子が欲しかったんだろうな~」と感じていて、父につきあってキャッチボールしてあげました(笑)
大人になってからは実家に帰るたびに大好きなお酒を一緒に飲むのが楽しみでした。
そして私の仕事のこともいつも応援してくれていて、稲盛哲学や中村天風なども教えてくれました。
67歳という若さで天に旅立ってしまいましたが父からは多くの学びをもらいました♪
ありがとう。
父の寿命は短かったけれど全うに生きていたと思います。
プライベートな長文にお付き合いくださりありがとうございます♡