高校ラグビーの全国大会。
あの伏見工業に勝ちました 『東福岡』
勝負の行方が最後まで分らない試合でしたね。
東福岡のレギュラーメンバーの一人が
この試合の3週間前に踏切事故で亡くなったそうです。
大会直前の事故に仲間はどんなにつらかったでしょう。
どんなに動揺したことでしょう。
悲しみを乗り越え悲願の達成。
ほんとうに おめでとうございます。
東福岡の谷崎監督の談話に 心打たれ涙しました。
最後の10分、ピンチが続いた。心の中で
「ありがとう」と繰り返していた。苦し
いときに勇気をくれる魔法の言葉―。
長い道のりだった。監督について25年。
4度目の決勝。大一番でも自由奔放な
ラクビーは変わらなかった。試合中は
指示をしない。「勝つためではなく、
楽しむのがラクビー」と思うからだ。
…転機は99年。38歳の妻を胃がんで亡くした。
魔法の言葉を使い始めたのはこの時からだ。
…開幕直前、レギュラーの広木淳さんを
踏切事故で失った。その彼が、心の中の
お守りになって助けてくれたと感じる。
試合後、雲が途切れた青空をじっと見つめた。
「広木も、妻も、きっと見てくれていた」。
主役達の手で3度舞うと、笑みと涙で
くしゃくしゃになった。
感動を ありがとうございました!